リクルートマーケティングパートナーズが高校生向けに開催したイベントでワークショップの講師をしました。テーマは「高校生活の不を解決するサービスを考えよう」。その際に使ったスライドを抜粋で「サービス作りの鍵」は何か?そして実際にのサービスについてご紹介します。
サービスづくりの鍵は?
人はいろんな情報や考えを基にサービスづくりをはじめます。何を最も大切にしながらサービスづくりをしていけばいいのでしょうか?そんな問いを高校生たちにしました。
WHYからはじめよう
マーケティングコンサルタントであるサイモン・シネック氏のTEDでの20分弱のプレゼンテーションにその答えが見つかります。見たことがない方はぜひ後日ご覧ください。
ゴールデンサークル理論
WHY = こうしたい!こうありたい!という思い
HOW = 思いを叶えるためのコアなアイデアやテクノロジー
WHAT = 上記を実現するサービスやコンテンツ
実例|ゼクシィポッケ
ゼクシィポッケは2012年にサービスリリースしたアプリです。
WHY?
結婚式の不を解決したい。それがゼクシィポッケの始まりでした。この「不」とは「不足・不満・不安・不備・・・」を表す言葉です。結婚式には情報の不満があると感じていました。
結婚式場の提供写真ではなく、実際に会場で挙式した花嫁さんの実例写真も必要です。ユーザーが真剣に検討する際に他の経験ユーザーの実例情報を求めることは当然です。
*結婚式の検討市場には情報の非対称性がありました。
WHY = 花嫁の実例写真で結婚式の情報不満を解決する
HOW?
どのようにすれば花嫁の実例写真を集め続けられるか?そのコアアイデアとして以下の3点にフォーカスすることがサービスの実現と持続可能性に大切と考えました。
HOW1|特化して熱量を高める
HOW2|先輩後輩のサイクル化
HOW3|事例と式場をつなげる
*実践経験則的に3つのHOWにまとめるとWHATが進みます。
WHY・HOW まとめ
WHAT?
上記のWHY・HOWを具現化したサービスがゼクシィポッケです。
補足
WHYを考える際にこれが見つかると最高だと思います。
その後に立ち上げるHAIRやAnnyはまさにこういったWHYでした。
それについてはまた後日ご紹介させていただきます。
これからも世界のたくさんの不が解決していきますように。。。